ドローン測量
i-Construction の３本の柱の一つである施工の情報化において、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、無人航空機)を測量に活用することで生産性の向上に寄与します。国土地理院は、工事測量にも活用可能な「UAV を用いた公共測量マニュアル（案）」を整備しております。
ポイント
飛行に関するルールは国土交通省のホームページに情報が集約されております。世間を騒がせたようなUAVの墜落事故も見られたため、こと細かくルールが決められております。安全な飛行のためのガイドラインやよくある質問、国土地理院へのリンク、許可や申請手続きについての説明も確認できます。許可、承認事例も公表されているため、まずはこのホームーペ－ジの内容を確認することをお勧めします。
無人航空機の操縦者に講習会の受講を促し、操縦技能の底上げを図ることを目的として、所要の要件を満たす無人航空機の講習団体及び管理団体が航空局のホームページに掲載されています。
今後、ホームページに掲載された講習団体の講習を修了した者は、飛行許可を受ける際に、無人航空機の操縦の知識や能力に関する確認を簡略化することができます。
写真から点群へ変換
デジタルカメラで撮影した画像は、三次元形状復元ソフトを使用して高密度な3次元点群を抽出します。三次元形状復元ソフトとは、空中写真からSfMにより特徴点を抽出して撮影状態を求めるとともに、撮影状態に基づきMVSにより空中写真から高密度に三次元点群を抽出し、三次元形状を復元するものです。
3Dスキャニング
国土交通省では、これまでの情報化施工や CIMの取組みを通じ、3Dデータを活用し たICT技術の多角的な活用による建設現場 の生産性向上を推進してきました。今回、新たに発表された"i-Construction"は、これら従来のICT建設技術を統合し、測量・設計から施工、維持管理に至る建設工事の全工程に幅広く導入・活用しようというものです。土工分野では「起工測量」で3Dスキャナーによる測量やドローン(UAV)で撮った現況写真を元に高精度な3D測量を短時間で行い、得られた3Dデータを「設計」や「施工計画」に活用が可能です。
福井コンピュータでは、"i-Construction"の推進により、急速に普及・流通すると考えられる点群データを快適に活用いただくための3D点群処理システム「TREND-POINT（トレンドポイント）」を機能アップしています。
「TREND-POINT」は、3Dレーザースキャナーやドローン、MMS等で計測した膨大な点群データをストレスなく高速に取り扱うことができ、豊富なフィルター(ごみ取り)や断面作成、メッシュ土量計算が可能な商品です。急速に普及が進む点群データの活用を幅広くサポートし、各業務フローに合致した実務的なシステムを実現します。
億点データを軽快に処理
- 数十億点におよぶ大規模点群データ
- 高機能フィルター
- 計測機能
- 断面作成機能
- メッシュ土量計算機能
発注者と共有
- ビューアー機能添付で納品可能
- 点群データを3次元で閲覧可能
次の流れへ
