業界での取組(各団体における活動)

福井コンピュータでは、i-Construction・BIM/CIMに関する各種団体に参画し、i-Construction・BIM/CIMの発展・普及に貢献する活動を行っております。また、これらの活動を活かして製品のための研究・開発に取り組んでおります。

「DXデータセンターにおける3次元データ利用環境の官民連携整備に関する共同研究」

国土交通省国土技術政策総合研究所では、BIM/CIM等の3次元データの活用による建設産業の生産性向上を目指して、DXデータセンターの構築を進めています。この取り組みの一環として、DXデータセンターでの実証実験を通して、公共工事で受発注者が3次元データの保管や閲覧、作成、編集、受渡し等を効率的かつ持続的に行うことができるビジネスモデルを官民連携で整備するための共同研究に参加します。

令和5年度のBIM/CIM原則適用を控え、令和4年度中にDXデータセンターへの3次元データ編集用ソフトウェアの搭載等を行うことを目標として、3次元データ利用環境の官民連携整備に向けた共同研究を進めます。

研究項目

・DX データセンターのVDI に対応したソフトウェア利用環境の構築
・実証実験の実施体制の構築
・実証実験
・評価


研究期間

2022年4月~2025年3月まで


※国土交通省記者発表資料(2022/4/26)より

「令和4年度 日本建設機械施工大賞選考委員会」において表彰されました!

(一社)日本建設機械施工協会:JCMA主催による「令和4年度 日本建設機械施工大賞選考委員会」において、福井コンピュータが応募した「CIMPHONY Plus」を利用した「遠隔協議」および「遠隔臨場」の技術が、大賞部門の選考委員会賞を受賞しました。

資料拡大

「建設施工と建設機械シンポジウム」において表彰されました!

(一社)日本建設機械施工協会:JCMA主催による「令和3年度 建設施工と建設機械シンポジウム」において、福井コンピュータが出展した「CIMPHONY Plus」のポスターが、インフラ分野の DX に対応した「遠隔協議」・「遠隔臨場」に関する有用な技術であり、適用事例の拡大が期待されるとして、優秀ポスター賞を受賞しました。

ポスター拡大

~建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト~

国土交通省より「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」において現場での試行実施を採択された25件の技術についての評価結果が公表されました。

当社がコンソーシアム構成員として参画しました工事をご紹介します。

【NO7】総合評価B

工事名:H30小出維持管内防災工事
場所:新潟県魚沼市下倉
工種:法面工
コンソーシアム構成員:町田建設(株)、施工総研、(株)興和、福井コンピュータ(株)

【NO11】総合評価A

工事名:安芸バイパス清谷高架橋第2下部工事
場所:安芸バイパス清谷高架橋
工種:橋梁下部
コンソーシアム構成員:(株)加藤組、カナツ技建工業(株)、ライカジオシステムズ(株)、(株)山陽測器、(株)ジオテックス中国、福井コンピュータ(株)

詳細はカナツ技建工業株式会社様のサイトにてご紹介されています。

中部地方整備局 建設ICT導入普及研究会より表彰されました!

福井コンピュータは、長期にわたり行ってきた現場技術体験会での技術指導などで中部地方の建設ICT普及促進に貢献したとして、国土交通省 中部地方整備局 建設ICT導入普及研究会より表彰されました。

i-Construction推進コンソーシアム(国土交通省)

調査・測量から設計・施工・維持管理までのあらゆるプロセスでICT等を活用して建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」を推進するため、様々な分野の産学官が連携して、IoT・人工知能(AI)などの革新的な技術の現場導入や、3次元データの活用などを進めることで、生産性が高く魅力的な新しい建設現場を創出することを目的として、i-Construction推進コンソーシアムを設立します。

JCMA

「i-Construction 施工による生産性向上推進本部」を設置し、i-Construction 施工に関する技術のあり方について、技術を提供する立場、施工する立場から関係機関に必要な提言等を行うとともに、i-Construction 施工の技術に対応できる人材育成や利用促進に関する情報発信、広報活動等を行っていきます。

一般社団法人 building SMART Japan(旧 IAI)

建物のライフサイクルを通して、利用するソフトウェア間で、有効な相互運用を可能にするための標準化の作成を目的として設立されています。建築委員会と並んで土木委員会があり、土木分野におけるIFCモデルの開発と実証を行い、IFCの土木分野への普及と展開を図られています。

※CIM導入ガイドラインに基づいて3次元形状と外部参照ファイルのデータ連携に着目した土木モデルビュー定義の概要を策定され、当社製品「TREND-CORE Ver3.1」が対応ソフトウエアとなっています。

Open CIM Forum

一般社団法人オープンCADフォーマット評議会(OCF)の部会で、CIM試行・導入をベンダーサイドから支援し、技術的な課題に対してソフト・ハードベンダー一体となって取り組み、CIMを推進しています。国や関連標準化団体と連携し、CIMモデルの検討・提案、及び各市販CADへの実装を進めるほか、毎年CIMに対応した3次元のデータ連携をテーマとしたベンダーらしいCIMセミナーを開催しています。

※当社は部会長として活動をリードしています。

国土交通省 CIM導入推進委員会

国交省が設置したCIM導入と推進のための委員会です。CIMを実現するため関係団体が一体となって、「CIMの導入推進に関する実施方針策定」と「CIMの導入に必要な基準類整備」に関する活動をおこない、2017年3月にCIM導入ガイドラインを公開しました。今後も、CIMの適用拡大やガイドラインの見直し・レベルアップなどの検討が予定されています。

※当社はCADベンダー団体(OCF)代表として参加しています。

土木学会 土木情報学委員会

土木情報学委員会は、土木情報学(土木工学の分野で取り扱われている各種の情報の取得、生成、蓄積、流通、活用を効率的かつ有効に行うための理論や技術を探究する学問)に関する課題の研究・研究とその推進により、土木分野における情報の有効な利用を図ることを目的として活動しています。毎年全国でCIM講演会を開催しています。

※当社は、傘下の複数の小委員会に参加しています。またCIM講演会をスポンサーとして支援しています。

一般社団法人 全国測量設計業協会連合会

2016年度全国5ヶ所にて「3次元CAD研修」が実施され、当社製品「TREND-POINT」「TREND-ONE」を使用して、講師として参加いたしました。2017年度も実施が予定されています。

CONTACT

CONTACT(建設戦略会議:Construction Tactics Group)とは、i-Constructionの普及を推進するため、3Dデータをハンドリングするメーカー有志が集まり発足したグループで、福井コンピュータもこれに参画しています。

ページトップ